相続税申告を大手の税理士法人に依頼するか、個人税理士事務所に依頼するかのメリットデメリット

相続税申告を依頼する場合、どこの税理士事務所に依頼するかをどのように判断していいか悩まれる方が多いと思います。というのも、相続税申告をすること自体、生涯にあっても1、2回だからです。

そこで、今回は税理士が考える相続税申告を大手に依頼すべきか、個人税理士に依頼すべきかのメリットデメリットについて書いてみたいと思います。

大手に依頼するメリット

・安心感を買える

・担当者の対応が不安な場合、上司に文句を言える

大手に依頼するデメリット

・価格が高い(広告費も大きくかけているため)

・担当者が辞めた場合、その後の税務調査が不安

・大手でも結局申告書作成を担当するのは、1から2名

個人税理士に依頼するメリット

・価格が安い

・近くで見つかる

・担当者が辞めることがない

・大手と違って、電話など連絡が取りやすい。電話が繋がるまでにたらい廻しにされることがない

・大手のサラリーマン税理士よりも、説得力がある場合もある

個人税理士に依頼するデメリット

・個人の相性の問題などが発生する場合もある

・所得税等確定申告の時期などで忙しい場合には、対応が遅れる場合などもある

・ホームページなどの情報量が少なく、どれくらい相続税申告に精通しているか判断できない

相続税申告は遠方からの非対面のご依頼にも対応しております。

新型コロナウイルス感染症は、現在にいたるまで日々の生活に大きな影響を与えています。

そんな中、当事務所へ相続税申告を依頼されるお客様にも少し変化が出てきています。

それは、遠方からの依頼が増えてきています。最近でも千葉県や東京都、三重県にいらっしゃる相続人の方から依頼がありました。

こういった依頼で一番多いケースというのは、お父さんが亡くなられ相続人は高齢の奈良県在住のお母さんと遠方に住む子供さんというケースです。

なかなか高齢になるお母さんのために、何度も実家に戻ってきて銀行口座解約などの相続手続きから相続税申告まで子供さんが全てをサポートするには、コロナ禍の中ではとても難しくなっているからです。

その点、当事務所では相続税申告だけではなく、銀行口座解約や相続税申告のための資料収集など相続に関するサービスを幅広く提携している司法書士、行政書士とともにサポートできますし、随時チャットやZOOMといったツールで遠方でもスムーズな対応が可能です。

また子供さんの代わりに実家への訪問を行い、親御さんへのサポートや説明といったこともしているケースもございます。

県外のために、奈良県内の税理士事務所への依頼を躊躇されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にまずはお電話などでご相談頂ければ幸いです。